BLOG リボルト岡崎店ブログ

2024.11.21

専門店は水にもこだわります

今やDIYでの洗車でも使用されつつある”純水”
これまでご紹介はしていませんでしたが、リボルト岡崎でも使用しております。

インターネットの普及によって水道水で洗車する事によるデメリットがかなり浸透しました。
古くは一部の洗車専門店のみが”純水洗車”を行っていましたが、現在は多くの専門店で純水が使用されています。
また、DIY用の純水器も各ショップから販売され、特に洗車を愛するユーザーには広く認知され始めていますね。

”水道水”による洗車が愛車の美観を損なう可能性がある

水道の蛇口から出る水は、各水源から採取された水を浄水場でろ過処理後、塩素消毒をして安心して飲める水道水となります。
水道水にはミネラル分(ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・ケイ素など)が含まれており、残念ながらこれらが愛車の美観を損ねてしまう原因となります。
※井戸水はカルシウムやミネラル分が非常に多く洗車には不向きのため注意してください。
※ウォッシャー液の使用を控えてください。ウォッシャー液を使用する場合は純水仕様をご利用ください

特に日差しが強い日中の洗車はお控えください。水滴を拭き上げる際に一時的にボディ上に残る水跡が、強い日差しと熱せられるボディで急速に蒸発してシミとなってしまいます。朝晩や日陰での洗車が推奨される理由はこのためです。

水道水による洗車には、具体的に次のようなデメリットがあります。
・水道水をしっかりと拭き上げないと丸くポツポツとしたシミができます。(水道水をかけて自然乾燥はもってのほか!)
・シミを放置するとイオンデポジットとなりシャンプー洗車では除去できず専用ケミカルなどによる除去が必要になります。
・シミを長期間放置したままにするとシミがボディ塗装を痛めるウォータースポットとなり、除去には研磨が必要となります。また状況によっては研磨でも除去できなくなってしまいます。

シミになりにくいのは”純水”
純水は水道水からミネラル分などの不純物を除去した水をさします。
この純水は専用の純水器を導入し、純水器に水道水を通してろ過することで不純物を除去し生成されます。
「TDSメーター」による不純物の量を測定
リボルト岡崎の水道水:純水器によるろ過前

リボルト岡崎の水道水:純水器によるろ過後
ろ過後の数値は0を示していますのでしっかりと純水になっています。



純水洗車後の拭き上げは必要?不要?
「必要」と考えます。
論理的には「拭き上げ不要」かもしれません。
しかしながら、実際の洗車後に純水が乾くまでの環境は100%理想のものではありません。
屋外洗車であれば、埃やチリ、黄砂や土の巻き上げがあり、それらはどうしてもボディ表面に付着してしまいます。
これらが付着したまま純水が乾くと、どうしても輪ジミができてしまいますので、マイクロファイバーによる拭き上げをお勧めします。

では必ず屋内洗車を行う当店ではどうでしょう?
「拭き上げ」を行います。
屋内作業のため熱で水が蒸発する事はありません。また屋内で且つ密閉空間のため屋外と比べて圧倒的に埃やチリは少ないです。
ですが、埃やチリに関してはクリーンルームでない限りゼロではありません。(ゼロにはできません)
ゼロではない限りうっすらとシミになる可能性がありますので、洗車後はクロスによる拭き上げのほか、ブロアーやエアブローガンによって隙間の水気を徹底的に排除させていただいております。



リボルト岡崎では、お客様にハイクオリティな仕上がりを提供するため、日々品質向上に関する研究とシステムの導入を行っております。どうぞご安心して当店に大切なお車をお預けいただけますと幸いです。

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